ものの見方について
新聞とかウェブとかでニュースをみる。
<今日、○○がありました。> という与件について、事実はたったひとつしかないのだけれども、それに対していろんなものの見方があります。
①あっそうなんだー(ふーん)
②賛同
③反論
④その他(①②③から飛躍した見方)
などなど。
その与件に対して、正しいか正しくないか、という二元論のジャッジはおおよそ世論が反映されています。作られている、といっていいのかもしれません。
それになんとか引っ張られず、飛躍した意見を見つけると、ピン!とと気づく。
その飛躍した発想に対して、人によって 良し・悪し の判断はあろうけれども、まずはフラットにみること。
”現場でものを見るときは、ありのままにみること”
と、ある尊敬する御方に言われたことがあります。
そのときは、その意味はまったくわからなかったけど。
フラットに見れるためには、知識や経験が必要だったんです。
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先日、トランプ大統領の娘 イヴァンカさんが来日。
日本から何十億というお金を、◎◎に投資する。らしい。
投資する目的/名目はなんやかんや書いてたけど、本人達(画面の向こう側)の持っている莫大な情報と、その情報を見てるだけのこちらサイドがもっている情報は、そうとうのかけ離れ具合があります。
上に記載した、とりあえずの4つの見方で見てみると…
②賛成、③反対 というご意見は、一個人でどうこうしてもなんら反映されるはずもありません。
かといって、この件は①みたいにスルーしたくもありませんでした。
なので、
ちょう個人的な意見として、④が私の意見。
あの方は美しい。
それだけでいいんじゃないかと思う。
外国人すきだし。
まさにアメリカンな象徴・プレイボーイにでてきそうな人。
フォトジェニックであり、一秒でも多くテレビ画面に視聴者をくぎづけにできそうな存在。
プレイボーイやらその他の成人向け雑誌に出てきそうな、パツキンの美女。
アメリカは強い、その強さに日本男児はあこがれる。
いまも変わらない価値観を、かの国から現在も与えられている。
メディア馴れしている人の、まさにそれこそが操作方法。
かなわないなぁと思う。
ゲスなやり方をされて、それを悦ぶ方もゲスですね。
でも、それでいいんです。
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複眼的な視点 という言葉がある。
初めてそのことばに出逢ったのはこれ。
■知的複眼思考法
the way to insightful thinking
(苅屋剛彦:著)
複眼といえば虫の目、というイメージですが、ビジュアルとしてではなく、いちどに同時にいろんな角度から見るためとしてのひとつのメタファー。
表は裏で、裏は表。
ななめ読み という言葉もある。
うがった見方、という言葉もある。
ひねくれた見方、という言葉もある。
どれも”正しい”見方という認識からかけはなれている表現になるんですね。
でも、そこからこそ何かが見てとれるのはいつの時代もまたひとつの真実。
その人にとって真実であれば、それを他方に押し付ける、または押し付けられる義理はございませんな。
何はなくとも、続けること♪